笠岡諸島AIR 活動状況


■笠岡諸島アートブリッジが終了しました

2015.09.27

927()で、笠岡諸島アートブリッジの展示は終了しました。

ご来島くださった方、島巡りツアーにご参加くださった方、アーティストの皆さん、そして何よりも島の皆様に感謝申し上げます。(田野)

 

26()のツアー

 

霧雨で霞んでいた朝の笠岡諸島でしたが、ツアーの船が六島に到着するころには晴れてきました。

灯台に向かう小路の彼岸花が風に揺れています。コオロギの鳴く丘に差し掛かると、人工的な音。住中浩史さんの「Sound of time」です。音のする方を見わたすと、上がってきた港の風景も一望できます。なんという景色。

灯台に続くベンチには、高梁にレジデンスしているアーティストたちと笠岡諸島のレジデンスアーティストの交流が生まれていました。(写真)

 

港の脇の教員宿舎は、「六島光器製作所」の看板が。これは、宿舎を会社に見立てた、三友周太さんの作品です。カメラオブスクラの原理で、部屋や、浮きや、蛸壺までもがカメラになっています。

 

続いてご案内したのは、御影石の産地として栄えた北木島です。

金風呂地域にある、小学校で昼食をいただき、地域の財産ともいえる古い映画館「ひかり劇場」で、小谷野哲郎さんと岩本象一さんがレジデンスしてきたドキュメント映像を鑑賞。撮影と編集は、島に移住している映像作家・吉川寿人さんです。

(写真は昨年47年ぶりに開かれた古い映画館「ひかり劇場」)

 

そして、航路で豊浦港へ。目の前には、元石材加工工場が。ここで、北木島の石で作った楽器の演奏に乗せバリの仮面舞踊劇をベースにオリジナル仮面劇「TEATER BATU」石の劇場公演が上演されました。島の子どもたちが楽器の演奏や劇に出演し、多くの方が来場くださいました。

 

ツアーの最後は、白石島です。

港の横の松浦邸で、天野正公民館長から島の歴史や文化の概要を聴き、続いてアーティストトークを行いました。松浦邸では柳楽晃太郎さん、井口康弘さん、松岡美江さんの作品、河田邸では清水直人さんの作品を鑑賞いただきました。

そして、ツアーの最後は、笠岡市観光連盟のお計らいで、島に伝わる白石踊を浜で鑑賞できました。白い羽織の男踊りをしている前から3人目は、今回白石島にレジデンスしていた、井口康弘さんです。滞在中に島の人から手ほどきを受け、「あんた、筋が良いわ~」と太鼓判!一緒に舞いました。


 

 

 

 

 







 





 


■島巡りツアーに参加しました

2015.09.21

 

 

 

六島、北木島、白石島の会場を1日で巡る島巡りツアーに参加しました。それぞれの島の豊かな自然やそこに住む人の魅力、その島で滞在制作した数々の作品の魅力をあわせて体感した秋の1日となりました。

 

 

 

六島

 

まず灯台に向かって細い道を歩く。途中ジャコウアゲハの蝶が舞う柑橘の林では、不思議な音が辺り一面にかすかに響き渡る住中浩史の作品に出会う。灯台にたどり着くと、目の前に広がるのは瀬戸内の景色。見事というほかない。ベンチには三友周太の丸いブイを使ったカメラオブスクラ(暗い部屋)。瀬戸内海の絶景が映し出されている。

 

港では「教員宿舎」の1つの部屋がカメラオブスクラになっている。廊下には、島の子どもたちがカメラオブスクラを使って撮影した島の風景が並ぶ。

 

海岸をしばらく歩いた湛江港には、旧天理教教会を改装したばかりの島小屋がある。奥の部屋に進むと、この暗い部屋は住中浩史の神秘的な作品。六島の魅力が染みこんでくる。

 

 

 

北木島

 

豊浦地区の石材工場跡が会場のTEATER BATU(テアトルバトゥ)石の劇場」。

 

北木島特産の御影石で楽器をつくっていただき、島の子どもたちと岩本象一が演奏。小谷野哲郎は、バリ舞踊の仮面を付け島の歴史を題材にした創作劇を子どもたちと上演。工場に残る石材を敷き詰めた舞台。

 

上演に先立ち、金風呂地区にそのまま残る映画館の跡「ひかり劇場」で、二人のアーティストが子どもたちと作品を作っていく過程を上映。

 

 

 

白石島

 

港に降り立つと、展示会場となる松浦邸が目の前にある。ここは昔の庄屋の建物として長い歴史を刻んでいる。柳楽晃太郎が、島に残る古い着物などを織り込んだ巨大な作品が目に飛び込む。材料集めには島の子どもたちが協力。裏の庭の木には、松岡美江が子どもたちとデザインした生地や百年前の着物の生地などで作った着物が掛けられている。1階と2階には、井口康弘の映像を使った作品。2階は映像が蚊帳に映し出された不思議な空間。

 

松浦邸から開龍寺へ行く途中に小さな河田邸がある。清水直人が部屋に水盤を作って制作した作品は、まるで笠岡諸島のジオラマのようで楽しい。

 

その後訪れた開龍寺はとても立派なお寺で、夕日が見事な浜とあわせて心に残る場所。

 

 

8名のアーティストの、島の自然や歴史、文化に触れ、島の方々に協力いただき、見守っていただきながらのレジデンスは、どれも島の魅力が作品という形となって実を結んでいると感じることができました。こうした体験ができ、島の方々、アーティストのみなさんに深く感謝いたします。(事務局)






■北木島(豊浦地区)で公演

2015.09.09

9919時半から20時半

 

 小谷野さんと岩本さん、それに小中学生による「石の劇場」です。

 奥田工場跡を使わせていただき、2126日の本番さながらの公演でした。

 

豊浦地区のみなさんが集まり、涼しい秋風が吹く工場後に灯が戻りました

 石の楽器をつくってくださった石材所の方々や、保護者の皆さんの熱気に包まれた会場でした。

 

 



■六島で住中さんのワークショップ

2015.09.04

 

 

94() 5,6校時

 

六島の小学生と住中浩史さんが、「六島のろうそくづくり」「六島の景色の瓶詰め」としてワークショップを行いました。

 

 

 

まず、それぞれが設計図を持って来て、六島の景色を砂や貝がら、紙粘土で作った生き物や花などを入れていきます。透明なジェルを流し込んでいきました。

 

 

 

そして、白い灯台の土台をロウでつくっていきました。

 

島小屋の中に展示します~ (田野)

 

 

 

*写真は六島小学校から見た景色と子どもの作品




 


■白石島での井口さんの制作

2015.09.01

新学期が始まりました。

白石小学校では、8月28日が2学期の始業式でした。

滞在中のアーティスト、井口康弘さんが小学校へ行き、夏休み中に小学生に協力してもらって撮影した写真を上映しました。

一人ひとりが、島の風景や人、空や自然などを撮っていました。また、子どもたちのコメントも編集していて、展示が楽しみになって来ました。 (田野)




■白石島での清水さんの制作

2015.09.01

白石島に滞在中の清水直人さんの作品が完成に近づいてきました。

9月1日の午前中、制作場所から、島の集会所へ。

何をしているのかなと思ったら、なんと機織りをしている。

白石島で採れた綿を糸にして、織り機の横糸として入れています。

織った布は、作品の一部になるということ。


白石島の集会所では、機織り体験もできます。

古くから和綿を植えて、紡ぎ、着物を織っていました。島の風景に包まれながら、体験できる、貴重な場所です。  (田野)




■北木島(豊浦地区)で公演


■六島の島小屋での住中さん

2015.09.01

六島の湛江地区に、島小屋の整備を進めています。

 古民家の活用と、地域の高齢者が集える場所として、昨年度から活動を展開中です。

 そこに関わってきた、住中浩史さんが、一番奥の部屋を作品にしています。

 ちょっと覗いてみると、なんと!襖に絵を描いていました。

 

これまで、岡山県内でも「芸術回廊・天神MAM」「廻遊~海から山から~」などで、屋台や教室を美術館に変えたりしてきましたが。なんと初めての絵画にチャレンジ。

 流木や、音や、光を使った部屋になるようです。

 

島小屋の活用も、島民と協議しながら進めています。  (田野)




 

 


■北木島(金風呂地区)で小谷野さん夫妻と岩本さんが公演

2015.09.01

9月1日19時から20時

 

北木島の金風呂公民館で、岩本象一さんと小谷野哲郎さん、それに今回は特別ゲスト小谷野智恵さんの公演がありました。

 

岩本さんが演奏する、北木島の石の楽器には、皆さん興味津津。

 立ちあがって見つめる人、椅子に上がってみる人も!

 

小谷野さんオリジナルの北木島の物語には、拍手喝さいでした。

途中、島に伝わる石切り唄が出て来た時には、大合唱と飛び入り参加も。

 

今後も、子どもたちと作り込んでいきます。  (田野)






■北木島(大浦地区)で小谷野さんと岩本さんのパフォーマンス

2015.08.20

820日 15時から16

北木島の大浦で、小谷野哲郎さんと岩本象一さんのパフォーマンスが上演されました。

 

北木島の玄関、大浦港から徒歩ですぐの「笠岡諸島開発総合センター」にて小公演を行った二人の演目は、北木島の石を利用した「楽器」の演奏と、バリ舞踊の舞。

 

公演後、70年前の戦時中に、インドネシアに行っていたお祖父さんの話や、今度子どもたちと行うワークショップへの期待など、新しく出会った人たちと会話が弾みました。 (田野)






■ラデックさんのワークショップ「パラダイスの帆」を行いました

2015.08.20

820日 13時から

ラデック プレディゲルさんの「パラダイスの帆」をつくるワークショップがありました。


3メートル×2メートルのcottonの生地に、「パラダイス」のイメージを描いていきます。


浜辺に建てた生地は、海の青と良く似合います。


「この島は、モンテカルロみたい~~」というラデックさんは、子どもたちに、「島の風を感じて」「Happyな気持ちを描いて」「平和な気持ちを描いてみよう」と、ぐんぐん盛り上げてくれます。


近くにいた外国人の家族や、海水浴に来ていた若いカップルも飛び入り参加してくれました。白石島らしい!!


今回できた帆は、来年の夏に「おしぐらんこ」という祭りで使われていた和船に立てて、乗ってみます。楽しみです~~ (田野)



 


■白石踊に参加しました

2015.08.13~16

白石島のお盆


白石踊は、源平水島合戦の戦死者を弔うために始まったとされる、伝統ある盆踊りです。1976年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 最大の特徴は、一つの音頭にあわせて、13通りの踊りが踊られること。

 島の子どもたちは、よちよち歩きから練習し、いえ、お母さんのおなかに居る時から踊っていたというお婆さんも居ます。少子化が進む島の学校でも、主な踊りを練習し、本番が近付くと、毎週公民館で踊りや、音頭(口説き)の練習があります。

 

滞在していた、柳楽晃太郎さんや井口康弘さん、松岡美江さん、清水直人さんらも練習に加わり、813日から16日の本番にも参加させていただきました。

 

島一番の行事に合わせて帰省した人や家族、観光客など、この時期だけは、普段の人口の3倍もの人が居ます。

 

15日には、読経が流れるなか、思い思いの浴衣を着て大勢の人が踊りました。

 柳楽晃太郎さんも「那須与一」を口説きました。 (やぐらの写真は柳楽さん)

 

16日には、浜で送り火を見送り、島の盆は終わりました。(田野)




 


2015.08.19

岡山県最南端の六島には、住中浩史さんが滞在中です。

 ご縁があって、昨年度から島小屋のリノベーションにも関わり、そして今年は滞在アーティストとして、その島小屋にいます。

 島の人たちが、島を訪れる人や、一人暮らしの高齢の方たちの憩いの場づくりをしています。これまで、岡山県芸術回廊の天神MAMや、廻遊~海から山から~にも参加している住中さん、今年はどんな作品が出来てくるのかな? (田野)

 

 










■北木島で子どもたちにワークショップ

2015.08.19

 北木島では、岩本象一さんと小谷野哲郎さんが、小中学生たちと一緒に、北木石などをつかった音楽や、オリジナルの演劇を作っています。

 

 次の集合は、

821()13時から 北木島 豊浦の婦人会館にて












■柳楽さんのトークを開催

2015.08.14

814日に白石島の松浦邸で、柳楽晃太郎さんのトークがありました。

75日から1ヶ月半の滞在制作でした。当初は「白石島織る」と題して、島のある素材を縦糸に、島の人たちから提供していただいた服を横糸に、さらには織り機を島の竹と、海苔養殖に使っていたゴム紐を用い準備。

滞在中に、盆に踊る白石踊や踊りのための音頭の練習をしてこられました。また、子どもたちや島の人たちと対話したり、遊んだりしていくうちに、「この島の人たちは、それぞれが表現者なのだ」と気づき、作品のタイトルを「表現者の島」としました。

トークの後半では、柳楽さんへのメッセージや、感想、これからの期待などたくさんの言葉をいただきました。(田野)






白石島 Shiraishi island

白石島

2015, 7, 15

松浦邸(旧庄屋宅)

展示会場として使用させていただく松浦邸の片付け作業が進んでいます。

 

SHIRAISHI island

Jun, 15th, 2015

MATSUURA's house (old headman's house)

We started to clean up MATSUURA's house which we gonna use as gallery for our exhibition.

 

井口康弘

YASUHIRO IGUCHI

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白石島

2015, 7, 20

夕日。

 

SHIRAISHI island

Jun, 20, 2015

Beautiful sunset.

 

井口康弘

YASUHIRO IGUCHI

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2015.08.07

白石島の松浦邸で滞在制作中の柳楽晃太郎さんの巨大な織り機を使った作品が完成間近です。制作に当たっては、島の子どのたちの協力が絶大な力を発揮し、島の靴下工場から出たひもを染めて結び、縦糸を作ったり、織りに使う素材を島の方々から集めるための様々な情報を教えてくれたりなど、子どもたちの力があってこそ今回の作品が完成できるのです。今後は、メインの作品以外にも、子どもたちが持ってきたウルトラマンの人形を織り込んだものなどが出来る予定です。

14日(金)15時から松浦邸で柳楽さんのアーティストトークが開催されますので、ぜひご参加ください。

(写真は制作中の柳楽さん:事務局)


2015.07.20

白石島の松浦邸で、柳楽晃太郎さんが巨大な織機を制作中です。白石島の竹など地域にある材料を使っています。今まで作った織機で最大だったものより、さらに倍の大きさがあると聞きました。この織機を使ってどんなものが織り込まれていくのかとても楽しみです。(事務局)