高梁市は、天守が現存する備中松山城の城下町として栄えた市街地に、昔の武家屋敷や商家が面影をとどめています。

また、備中の山嶺にたたずむ吹屋の集落は、江戸時代から昭和初期にかけて、吹屋銅山から産出される銅鉱石と、その副産物であるベンガラの生産で栄えた町で、その町並みは、個々の屋敷が豪華さを纏(まと)うのではなく、旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて町全体が統一された当時としては先進的なコンセプトの下に形づくられたものです。

今回、その吹屋に国内外のアーティストが滞在し、吹屋から少し離れた場所にある旧布寄(ふより)小学校のかわいい木造校舎を公開制作の場として使用したアーティスト・イン・レジデンスを実施します。

Takahashi flourished as a town serving for a feudal lord. The tower of the original castle, Bicchu Matsuyama Castle has been preserved to this date. Old samurai houses and merchant houses standing among modern houses are reminiscent of the past. The community of Fukiya is located at the top of the mountains of Bicchu and was prosperous thanks to copper ore produced from Fukiya Copper Mine and its byproduct of Bengal red from 1600s to 1860s. The town decided to construct a street with harmonious and unified look rather than letting each house to compete with neighbors to demonstrate their wealth. Upon the discussion they decided to invite mater carpenters specializing in Buddhism temples from a neighboring area, Sekishu, current Shimane Prefecture. Thus the town was established under an advanced concept of coherent appearan

ce. For this project artists from Japan and abroad will stay in Fukiya and work at Fuyori Elementary School, a cute wooden building school to create art works in the presence of an audience. 

AREA NEWS


2015.10.17

2015.09.22

2015.07.23

高梁市本町でアートオキュパプロジェクト展覧会が開会しました。

地域の方々が参加して「課外授業」を行いました。

倉敷市児島の(株)ジャパンブルーから滞在制作の材料を提供いただきました。



パリの中心地に「59RIVOLI」というアーティストの共同アトリエがあり、ここで制作していたアーティスト3人が岡山に移住してきました。「街をアートで満たす」という意味を持つアートオキュパプロジェクト(過去にリスボン、パリ、ハンブルク、リオデジャネイロで開催)を日本でも開催するため、そのうちの1人、楽画鬼の企画で今回、岡山県内に「59RIVOLI」のアーティストを含む、アートオキュパのメンバー7人を迎え、県内の作家と一緒に高梁市成羽町で滞在制作を行います。地域の素材などに目を向けた公開制作を行うとともに、ワークショップ等を通じて地域との交流を深めます。滞在制作作品は、古い商家が並ぶ高梁市本町通りで展示します。


カルロス ヘンリッヒ Carlos Henrich

1965年スイス生まれ、ポルトガル在住。1998年カルス美術大学卒(ブラジル)。画家、彫刻家。アートオキュパの発案者として、リスボン、パリ、ハンブルク、サンパウロでのアートオキュパグループ展に参加。

楽画鬼 RAKU GAKI

1976年神奈川県生まれ。画家。高梁市アートオキュパ企画者。東洋大学インド哲学科修了。2002年渡仏。個展の他、即興絵画、舞台演劇、路上パフォーマンス、ショートフィルム作品等、パリ各区で発表。2008年より2年間、59RIVOLI にて制作活動。2010年アートオキュパ リスボンに参加。2011年、岡山県、美咲町に移住し、旧保育所を利用したキッサコ(アート&ヨガ道場喫茶去)を開設。


ザンべーズ アルメイダ Zambeze Almeida

1964年モザンビーク生まれ、ポルトガル在住。

AR.CO-Art and Visual Communication Center(リスボン)でジュエリーを学ぶ。多数のパフォーマンス、ワークショップ、グループ展などを開催。

スカット☆リンダ SKAT☆LINDA

1978年京都府生まれ、美咲町在住。画家、ヨガ講師。2002年渡仏。パリ郊外にアトリエ「studio N°9」を構え、絵画、作詞、舞台パフォーマンス等で発表する。また、バリ島で王室専属ヨガ講師カンジェン・マディ氏に出会い、インドネシア独自のヨガを習得。2010年「アートオキュパ リスボン」に参加。


ネルソン カルドソ Nelson Cardoso

1958年ブラジル生まれ、ポルトガル在住。リオデジャネイロで写真を学び、AR.CO-Art and Visual Communication Center(リスボン)で絵画と彫刻を学ぶ。リスボン、パリ、ハンブルク、サンパウロでのアートオキュパグループ展に参加。

ラデック プレディゲル Radek Predygier

1973年ポーランドに生まれる。ワルシャワ国立芸術大学卒業。2001年からパリ59Rivoliで2年間制作。2003年ポーランドの小学校に30m2のフレスコ画を制作。美術専門学校講師として勤務の後2004年日本に移住。2005年より日本で個展やアートプロジェクトに参加。フレスコ画・油彩を得意とする。瀬戸内市在住。


スイス マロカン Suisse Marocain

1967年ドイツ生まれ、フランス在住。画家。

2001年より59Rivoliで活動し、2010年よりアートオキュパプロジェクトの企画者の一人として数々のアートプロジェクトを開催。

ラファエレ コッル Raffaele Collu

1976年生まれ、イタリア出身。グラッフィティアーティストとしてアートキャリアを築き始め、Accademia di Brera(ミラノのブレラ美術大学)で学ぶ。David Reimondo Studio (ダヴィッド・レイモンド アトリエ)のアシスタント として勤務。Italian Factory Prize (イタリアン ファクトリー プライズ)展示。2012年、岡山に移住。


ブルノ デュモン Bruno Dumont

1965年フランス生まれ、パリ在住。画家、造形作家。

59Rivoli発起人の一人。“Toilette Séche”という水を使わないトイレをテーマにしたアートプロジェクトを世界各地で展開。

伊永和弘 KORENAGA Kazuhiro

1954年岡山市に生まれ、赤磐市在住。美術家。シルクスクリーンによる版画、絵画、オブジェを制作。現代日本美術展、東京ミニプリントトリエンナーレ等に出品。ベルギー、ハンガリーでの滞在制作を経験。あかいわART RALLY、岡山芸術回廊、廻遊ー海から山からーの企画に携わる。


エツコ コバヤシ Etsuko Kobayashi

1972年長野県生まれ、フランス在住。画家。

2001年より59Rivoliにアトリエを構える。リスボン、パリ、ハンブルク、サンパウロでのアートオキュパグループ展に参加。

松本剛太郎 MATSUMOTO Gotaro

建築家、美術作家。1980年松本剛太郎一級建築士事務所を開設。2002年全国人気建築家リスト101人に選出される。2006年建築士事務所を閉鎖し、和気町の古民家を改修したアトリエで絵画、彫刻などを制作。2014年、2015年パリ59Rivoli訪問。現在総社の旧家を滞在制作、展示ができる場所に改装中。


ヴェルスカ ギリオ Verscka Girio

ブラジル生まれ。サンパウロを拠点に、ヨーロッパやアメリカで制作活動を行うマルチメディアアーティスト、パフォーマー。コンピュータを駆使したアートの制作を行っている。2010年よりアートオキュパに参加。




企画・運営 アートオキュパプロジェクト2015実行委員会

代表 伊永 和弘

事務局 〒709-3726 久米郡美咲町大垪和西1024 楽画鬼(らくがき)

TEL : 0868-68-0055